18: 会話のスタイルについて 2

ある人に「論理的に正しいことが全てだと思っているのではないか」と言われたことがある。そのときは論理的に正しいかどうかのみに焦点を当てた会話をしたあとだったので、そう言われるのもしょうがない状況だったと思う。
ただ、自覚している範囲でいうと「論理的に正しければ何を言ってもいい」と考えているわけではなく、むしろ「相手の感情にも配慮した言い方、書き方を選ぶほうがよい」という意識を持っている。持っているつもりである。
「論理の正しさ」がベースにあり、その上に「感情への配慮」が上乗せされているイメージを持っている。論理の正しさが危うい状態でいくら相手の感情に配慮した物言いをしてもそれは有益な議論にはならないと思う。