31: 人の繋がりにモチベートされる
自分の時間のほぼ全てをつぎ込んで友人の結婚式二次会の準備をしていると、気持ちの浮き沈みが出てくる。なぜこんなことをしているのだろう、とか、こんなに自分が協力する必要があったのだろうか、とか、なぜこんなことをするのだろうか、とか。
自分の意思で引き受けた以上は自分の責任であり途中で投げ出すことは不利益が大きいのでできないのもやる前からわかっていたこと。結局、気分を落ち着けて再び作業に取り組む、というサイクルを繰り返していた。
あるとき、半年以上ぶりくらいに連絡があった別の友だちと全く別の話題で少しやりとりをした時に「すごく ryskosn らしい返信だ(笑)」という内容のメッセージをもらった。それを読んだ時にふっと心のなかに渦巻いていたネガティブな感情が軽く薄くなっていくのを感じたことを今も覚えている。
その人とは学生のころからもう 10 年来の付き合いで、お互いに性格などを多少はわかっている関係の人がいるということはなかなか貴重なことなのだなとあらためて気づいた。
こういう人との繋がりというのは築きあげるのは簡単ではなく、めぐり合わせ、置かれている環境、お互いの状況など様々な条件がほどほどに整っていて初めて実現するものだと思うが、一方で関係性を自らの手で断ち切ろうと思ったら容易くできてしまうだろう。だからこそ、今ある関係性は大切にし、これから生まれるものは大事に育んでいきたいと思う。
そんなことを考えていたら気持ちも前向きになっていた。