141214 日曜 TOEIC 、 moh で金銭管理

エイヤッと起きて、身支度を整えて rebuild.fm を聴きながらブラウジング
久しぶりに TOEIC を受けてきた。前日に勉強しようとしたけれど、よくよく考えたら直前に勉強したところで何も意味は無いので普通に英語力を試すつもりで受ける。今回の目標は途中で寝ないこと、くじけないこと。

結果は思っていたよりも手応えがあったというか、もっと苦戦すると思ったという感じ。まぁ採点結果を見るまではなんとも言えないけれども。英語にかぎらず、たまにはああいうペーパーテストを受験するのも悪くないかなとも思った。学生の頃は試験があったので試験独特の緊張感、自分の記憶と思考力で何とかしなければいけない(=ググったりできない)という状況とか、定期的に体験していたけれど今は自分から受験しない限りなかなかそういうシチュエーションがない。

moh で金銭管理

帰ってきてから moh で管理するべく項目名を考えたり、銀行の残高やクレジットカードの利用額などを調べてエントリを追加したりしていた。

Assets + Expense = Liability + Equity + Income

http://blog.practical-scheme.net/shiro/20130119-gnucash

複式簿記では上記の等式を満たすように、それぞれのアカウント( Assets とか)を増減させる。日常的に使うのは Assets, Expense, Liability だと思う。個人の金銭管理の場合 Equity (資本)は使うケースがあるのだろうか。なさそうな気もするというか、個人の場合だと何が資本にあたるのか、よくわからない。

moh ではアカウントを階層化できるので以下のような感じにしている。(本当はもう少し多いけれどわかりやすくするためいくつか除外している)

Assets
	Assets:Wallet
	Assets:Suica
	Assets:MUFG
	Assets:Shinsei

Expense
	Expense:Food
	Expense:Transportation
	Expense:Book
	Expense:Supplies

Liability
	Liability:JCB
	Liability:Mastercard
	Liability:VIEW

Equity

Income

anything

エントリは下記のような感じ。数字は実際の数字とは限らない。

[2014-12-14]$ anything Liability:JCB uniqlo 3215
[2014-12-14]$ anything Expense uniqlo 3215
[2014-12-14]$ Assets:Wallet Expense:Food カキフライ定食 900
[2014-12-14]$ Assets:Wallet Expense 替芯 432
[2014-12-14]$ Assets:Wallet Expense ペンスタンド 140

[2014-12-14]$ Assets:Suica Expense:Transportation 165
[2014-12-14]$ Assets:Suica Expense:Transportation 165
[2014-12-14]$ Assets:Suica Expense:Transportation 195

[2014-12-14]$ anything Assets:Suica チャージ 3000
[2014-12-14]$ anything Liability:VIEW Suica チャージ 3000
[2014-12-14]$ Assets:Suica Expense スティックのり 95

[2014-12-14]$ = Assets:Wallet 7300
[2014-12-14]$ = Assets:Suica 194
[2014-12-14]$ = Assets:MUFG 200000
[2014-12-14]$ = Assets:Shinsei 100000

[2014-12-14]$ = Liability:JCB 90000
[2014-12-14]$ = Liability:Mastercard 400
[2014-12-14]$ = Liability:VIEW 0

(自分が正しく理解していないだけという可能性もあるが、) moh は複式簿記っぽく管理できるけれど、多分 GnuCash ほどしっかり複式簿記に対応しているわけではないように思われた。

[2014-12-14]$ Assets:Suica Expense スティックのり 95

この場合 Assets:Suica が 95 円マイナスになり、 Expense が 95 円プラスになる。このように Assets と Expense の間でのやり取りにおいてはそのままで大丈夫なのだけれど、クレジットカードで払った場合、 Expense と Liability の両アカウントがプラスになる場合に困る。

Assets + Expense = Liability + Equity + Income

http://blog.practical-scheme.net/shiro/20130119-gnucash

どうしたらいいのかしばらく迷った結果、 anything という便宜上のアカウントを用意することにした。

[2014-12-14]$ anything Liability:JCB uniqlo 3215
[2014-12-14]$ anything Expense uniqlo 3215

こんな感じで anything がマイナスで Expense がプラス、 anything がマイナスで Liability がプラス、としてみる。 2 行書かなければいけないけれどまぁ大丈夫かなぁと。 Emacs の auto-complete を使うことが前提なのでアカウント名などはバシバシ補完してもらいながら書く。

moh のメリット

複数の銀行口座間での資金移動や、クレジットカードでの支払い、あと、会社の用事で立て替え払いをして未精算の立替債権(?)がある場合、特にクレジットで立て替えた場合など、普通の家計簿(単式簿記)では「現時点でどういう状況なのか」を把握することが難しい。その点、複式簿記で管理すればそういったケースも大した手間をかけずともトラックできて安心感がある。

GnuCash はちゃんと使ってみたわけではないが、データをプレーンテキストで扱う方が日々の入力は断然楽だと思う。 Emacs があるし。

上記の点から moh に期待しているのであった。

注意

私は簿記をきちんと習得したわけではなく、moh もまだ触り始めたばかりで機能を正確に把握できていない可能性があります。複式簿記についても moh についても、記述内容に間違いや、おかしな点などあれば遠慮無くご指摘いただけますと幸いです。