中華メーカーも案外悪くない説
ここ 1, 2 年くらい、Xiaomi の安いタブレットとか安いノイズキャンセリング付イヤフォンを使ってみて、要求水準が高くないのであれば、これでいいかもと思っている。タブレットの例で言えば、Kindle やブラウザを使うだけなら iPad じゃなくても問題ないのだ。
そして、他の家電製品についても単純な機構のものは安価な中国製品でも用は足りるのではないかと最近気付いたのでいくつか紹介。
電動歯ブラシ
5,000 円くらいのものを買った。USB Type-C で充電できるのがありがたい。帰省や旅行などで持ち運ぶ際に専用の充電器(ACアダプタ)が必要なものと、Type-C で済むものとでは利便性に大きな差がある。
製品の質感も安っぽさがなく、機能的には必要十分という感じ。ただ、付属のブラシは大きすぎるので別売りのスモールサイズのブラシを使っている。
ウォーターピック
タイムセールか何かで 3,000 円くらいだった。2 代目。前のは 1 年半くらい使っていたらスイッチの接触不良っぽい不具合が発生したので買い替えた。これも USB Type-C で充電できる。
ボディシェーバー
これも 3,000 円くらい。Panasonic の似たような製品の半額以下。でもこっちは防水じゃないし、機能は劣る。 アトピーで肌が荒れているときに薬を塗るのだが、ふと「すね毛が邪魔して適切に塗れていないのではないか?」と思って導入した。たまに気がついたときに使っている。これも USB Type-C で充電。
まぁ、これは旅先に持って行くことはないからどちらでもいいのだけれども。
先月あったこと
10 月前半
前職つながりの友人の訃報を聞いた。知らせてくれた友人とともにお通夜に参列した。その後もしばらくは気持ちが落ち込んでいた。
身体のことや病気のことは、いつ何がどうなるか誰にもわからない。明確な因果関係を認識できるわけでもなく、ランダムに発生する事象のようなものだと感じる。
心身の健康に留意することは大事なのだけれど、かといって、、、というところもあるので難しいね。とりあえず無理のない範囲で身体は動かすように心がけている。
最近気をつけていること
肌の調子が悪くなると、QOL が下がり気分も落ち込みネガティブなスパイラルに陥ってしまうので、最優先で気をつけるようにしている。
- 爪を切る
- 入浴し、薬を塗る
- 寝る
とにかくこれをやっていれば少しずつ状態は良くなっていく。ただ、一足飛びにはいかないのでそもそも一定のラインを下回らないように日々のケアをキープするのが大事なんだよな。
以前に皮膚科で保湿剤(ワセリンなど)と薬の塗る順番はどちらが先でも問題ないと教わったので、最近は風呂から上る前に全身にワセリンをササッと塗って、上がってから患部に薬を塗る、というスタイルになった。
近況(2025年11月6日)
AI に任せずに自分でゼロから文章を書くのもいいよな、と思って再開。この 2 年くらいですっかり時代が変わってしまったと感じるね。
携帯電話の機種変更
これまで Pixel 3a を使っていた。2019 年か 2020 年からだから 5 年間くらいか。買って 1 年くらいで外で落としてしまい、画面の左上の部分にわずかにヒビが入ってしまったが、端の方なので大して気にならず、特に問題なく使えていた。
ただ、ストレージが 64GB しかなく逼迫してきたのと、eSIM に対応していないのが難点だった。特に後者、何だかんだで年に 1 回以上はセブとかバンコクとか海外に行くことがあるので eSIM が利用できればより快適だろうと思う。
ここ最近ははポケット wi-fi 用に契約している楽天モバイルの SIM を挿すことで、ローミングサービス(?)とやらが機能して特に何か操作をしなくても自動的にその国の回線を利用できる、というのを活用していたのだけど、SIM を入れ替えなければいけないのと、若干接続が不安定だったりしたので、「これがあれば安心」というレベルではなかった。
変更先としては Pixel 9a が妥当かな~と考えていたけれど、自分の使い方なら安価な機種でも問題ないような気もしたので motorola の moto g66j にしてみた。ちょうど Amazon が Prime セール(?)だか何かをやっていた関係で 25,000 円くらいで購入できた。ラッキー。
使用感
Pixel 3a と比べるとデカい、重い。画面が大きい。動作もサクサク。写真も動画も撮らないし、ゲームもしないからな。スマートフォンに求めるものが少ない方だと思う。
200g は結構重いと感じるが、防水・防塵性能も良いそう(MIL規格準拠だとか)なので我慢できるというか、文句を言うほどではない。軽いなら軽いに越したことはないけれども。
そうそう、サイドの電源ボタンが指紋センサーで、最初はこんな小さな面積でちゃんとスキャンできるのかな?と思っていたが、使ってみると一瞬で読み取ってくれて非常に快適。Pixel 3a より明らかに速いと感じた。
公式サイトの写真だと結構黒っぽく見えたのだが、実物はやや青っぽい。
近況(2025年3月9日)
前回書いてからいろいろあったので、何から書けばいいのか迷いますが、とりあえず近況から。
Emacs 熱が再燃
先週は久しぶりに Emacs 熱が再燃して、設定ファイルをあれこれ変更していました。以前はコードを書くのに Emacs を使っていましたが、使うプログラミング言語が変わっていくにつれて使うエディタも変わっていき、今では Emacs でコードを書くことは全くない状態(!)となっています。
エディタ遍歴
以前は Python や JavaScript など、それぞれの言語ごとにパッケージを導入して設定を書いて使っていました。懐かしい。その後 Visual Studio Code が普及したので使い始めて、まず JavaScript を VSCode で書くようになり、すぐに Go を書くのも VSCode に移行しました。Python は、Python 自体を全く書かなくなってしまったな。
今は、C#/F# を書くときは JetBrains の IDE、Rider を使っています。F# script や、JavaScript、PowerShell など .NET 以外の言語を書くときは基本的に VSCode ですね。
ただ、Emacs を全く使わなくなったわけではありません。会社のタスクを管理するのに Emacs の org-mode を使っています。一つの org-mode のファイルを日々更新して、進捗管理や報告などに使っています。
やはり Emacs が最高
そして最近、Markdown(マークダウン)で長めの日本語の文章を書いたり、長期間にわたって文書ファイルを編集したりすることが増えてきたこともあって、やはり Emacs はテキストの編集に関しては最高のエディタだということを再認識しました。
これまで設定ファイルの編集に時間を割くのが億劫で、改善したい点があっても我慢していた部分がありましたが、中長期的に考えると Emacs の環境を整えたほうが何をするにも効率が良いし、快適だろうと思い直した次第です。ChatGPT などの生成 AI の回答精度もかなり高いから、わからないことを調べるのもだいぶ楽になりましたし。
詳しくはまた別エントリにて書こうかな。
自分をコントロールする
あと、最近意識していること。
自分の機嫌は自分で取る
- ネガティブ → ポジティブに寄せる
- それを維持する
部屋の中でも身体を動かす
- 肩を回したり
- スクワットしたり
動物としての自然な状態を意識する
- 規則的な生活(睡眠時間を確保する)
- 食べ過ぎない
- 関係ないことを考えない
特に最後。世の中の捉え方は人それぞれ全く異なる。 自身が納得できる捉え方を選べばよい。それがその人にとっての現実。
他人に押し付けることも、押し付けられることもないので、誰がどのような捉え方をしていても構わないのだけれど、どうせなら自分の人生にとってプラスになる方がいいよなぁ。
体調不良(2024年6月26日〜28日)
水曜、木曜、金曜と体調がすぐれず、少々しんどかった。
3 日間も不調が続くのは珍しい。
水曜
暑くなってきたのでエアコンをつけ始めた。 一日中、透明な鼻水がずっと流れて、時折くしゃみが出た。前日の午後〜夕方くらいから症状が出ていた気がする。
夜になってようやく「エアコンのフィルターを掃除する必要があるのではないか」と気が付き、取り外して掃除機で埃をとった上で風呂場で洗った。
これまで住んでいた部屋ではエアコンのフィルター清掃をしていなかったが、それで特に問題を感じたこともなかったので、今回は完全に後手に回ってしまった。
木曜
朝から雨でそこまで暑くなかったのでエアコンはつけなかった。 日中、頭が重く、鈍痛があり、身体もだるかった。
コーヒーを飲む間隔があくと(丸1日〜2日くらい?)こういう頭痛が出ることがあるので、それだと思いコーヒーを淹れて飲む。しかし体調は変わらず。
恐らく低気圧の影響を受けているのだろうと考える。そういえば、以前にも何度かそういうことがあった気がする。
今回は大雨警報が発令されていたくらいなので低気圧の規模(?)も大きかったのだろう。
加えて、火曜〜水曜とアレルギー症状(鼻水、くしゃみ等)で揺さぶられていたこともあり、いつも以上に影響を受けやすい状態だったのかもしれない。
金曜
前日に引き続き、雨。体調も変わらず。 ゴミ捨て場の清掃当番の日だったので、仕事が始まる前に対応した。
昨日よりは多少マシとはいえ、引き続き頭が重く、だるさもあった。
食欲もあまりなかったが、すぐ食べられるものが冷蔵庫に入っていてよかった。
土曜
今日は朝から晴れている。低気圧もどこかにいったことだろう。(気象について詳しくないので適当)
体調も昨日よりは良い。
サクッと本調子に戻ってほしいところではあるが、人体は複雑なシステムなのでスイッチを On/Off で切り替えるようにはいかないのだろう。
日頃から食事、睡眠、運動に気をつけて、ベースのコンディションを維持していこう。
近況(2024年5月25日)
先々週の日曜の夜にいいアイディアが思いついたので、そこからは他のことを後回しにしてずっとそれに時間を使っていた。 あと少しで形になりそうなのでわくわくしている。
その前に取り組んでいたことは年始くらいに手を付けたものの、あまり進められていなかったのだけれど、今回は進めるうちに「あ、アレが使えるじゃないか」「お、以前にやったやつの経験が活きるぞ」というふうに必要なものが集まってくるような、少し不思議な感覚で面白い。
AI すごい
今回、多数のファイルを扱うので、手作業ではなくプログラムに任せられる処理はなるべくプログラムを書いている。
「こういう処理がしたいんだけど、どういうふうに書いたらいいんだろう?」と悩むときは、その質問を ChatGPT に投げかけると、文字通り一瞬でスラスラ〜っと回答してくれるのでとても助かっている。あとは F# のシンタックスハイライトが効いてくれれば最高なのだが贅沢は言うまい。
たまに、そのままだとエラーになる場合もあるが、そういうときはエラーメッセージを添えて「こういうエラーになっています。原因はわかりますか?」という感じで再度質問したら解決策を教えてくれるので、今のところ全く問題ない。
昔は東京から大阪まで行くには数日かけて自分の足で歩く必要があったけれど、今は新幹線で数時間で行ける。それと同じで、数時間かけて自分の頭で考えなければいけなかったプログラムが、今は数秒で完成する。
ちなみに、ChatGPT に何か質問するときは基本的に敬語で書いている。相手が敬語で返してくるからかな?
F# いいね
VS Code での開発体験がとてもいい。静的型付の割に構文が簡潔というか軽いというか、あまり書いたり消したりするのが苦にならない。 型が合ってないぞ、とかリアルタイムで教えてくれるので助かる。ちょっとしたプログラミングには持ってこいの言語。
静的型付
自分で書いていてもそう思うし、下記記事なんかを読むと「そりゃあそうだよなぁ、静的型付がいいよな」って思うんだけど、人によっては「Ruby が大好き」という人や、「Ruby をもっと良くしよう」と情熱を傾ける人もいて、人それぞれ見てる世界・住んでる世界が違うのだと感じる。
参考
- F # |.NET 用の簡潔で信頼性の高い言語
- F# 関連のドキュメント - 概要、チュートリアル、リファレンス。 | Microsoft Learn
- F# でのfsxベースの開発 - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
- F#が雑用言語に良い。 - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
- Type-First Developmentが良いという話 - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
- F# を知ってほしい #.NETCore - Qiita
本
この本を紹介しようと思っていたんだけど、上記の通り、別のことに時間を使っているのですっかり後回しである。いつになるかわからないのでリンクだけ記載しておこう。
まぁ、なんというか、世の中で「よい」とされているものが本当によいとは限らないということなんですよね。
タイトルの過剰診断それ自体もそうだし、治療はノーリスクではない例とか、いろいろ書かれているので興味がある人は読んで損はないと思う。
これ関連で書きたいことは他にも結構あるんだけど、何をどこまで書くか、このブログで書いた場合の影響等、考慮しなければいけない要素が多くて全く書けていないまま。方針が定まって時間が取れたら何かしら書くかもしれない。
運動
最近は意識して、休憩中に肩を回したり、手足を動かしたりするようにしている。デスクワークかつリモート勤務だと本当に身体がなまりそう。
一応、スクワットと懸垂(懸垂スタンドがあるのだ)は回数にはこだわらず毎日必ずやるようにしている。朝早く起きて散歩でもできればいいのかもしれないが、この辺は散歩して気持ちがいいような感じでもないんだよなぁ。
構造と仮説の話
いきなりですが例え話です。
スキーの個人競技の選手がいるとして、以下のような状況だとしましょう。
- 競技人口は多く、競争が激しい。
- 大会でよい成績を残せば、より大きな大会に出場できる。
- 有望な選手にはスキー用具の会社がスポンサーとして支援することがある。
- 例えば、最新の用具の提供や金銭的なサポートなど。
- つまり競争相手と比べて有利な環境で活動できる。
- スキーの競技人口は十分に多く、毎年安定的に新しい選手が参入している。
- つまりスキー用具の会社は競技人口の拡大のために働きかける必要はないものとする
自分にスポンサーがついてくれたら一気に有利になるし、自分以外の選手にスポンサーがついたら一気に不利になる。
もし、そういう状況だとしたら、スキー選手とスキー用具会社との間で力関係が生じますよね。選手側は相対的に弱くなり、会社側は相対的に強くなります。
選手は会社に気に入られたい・嫌われたくないでしょうし、会社は選べる立場なので同じくらいの能力の選手が複数いたなら最も従順な選手をスポンサードの対象とするでしょう。
(会社のスポンサードは慈善事業ではないので自社商品を宣伝してくれる、魅力を伝えてくれることを期待しています)
では、その力関係の傾きが大きくなるのはどういうときで、反対に傾きが小さくなる、つまり対等に近くなるのはどういうときか、考えてみましょう。
力関係の傾きは何によって変化するか
需要と供給
一番わかりやすいのは需要と供給の差、つまり数量的な不均衡がある場合でしょうか。
- 同じ能力の選手が 100 人に対して会社が 4 社ある場合(25人/1社あたり)
- 同じ能力の選手が 600 人に対して会社が 6 社ある場合(100人/1社あたり)
この 2 つのパターンで比較したら後者の方が選手が弱くなるでしょう。
逆に、例えばダントツ世界一位の能力を持っている選手であれば、同じ能力の選手は他にいません。だから会社の数が何社であったとしても、力関係の傾きが逆転して選手の方が選べる立場になるはずです。
支援内容の貴重さ
力関係の傾きに作用する要素としてもう一つ考えられるのは、会社が支援する内容が選手にとって重要なものかどうか、です。
例えば、そのスキー競技において勝負を左右する要因として、板やウェアなどの用具の差が大きな割合を占めるのか、あるいは選手個人の身体能力の方が重要なのか。比較すれば前者の方が選手の立場は弱くなりますね。
他の例としては、もし雪山で練習するために必要な費用が高額だとしたら、金銭的サポートを受けられるかどうかによって選手間の有利不利が大きく変わってくるでしょう。
環境による差異
また、選手がおかれている環境(地理的な位置など)によってもスポンサーからの支援の重要さの度合いは変化する可能性があります。
例えば、東京に住んでいる選手の場合、最寄りのスキー場は新潟で車で片道 2 時間かかります。往復で 4 時間ですから、そうそう気軽には行けません。週末に行って 1 泊か 2 泊して集中的に滑るのが最善の方法かもしれません。
一方で、札幌に住んでいる選手は最寄りのスキー場まで車で片道 30 分で行けるので、平日でも仕事終わりに直行して 2, 3 時間滑ることが可能でしょう。週末も朝から晩まで滑ったとしても 30 分で帰れるなら宿泊は不要なので、お金はそんなにかかりません。
そういう状況だとしたら、「スポンサーの支援を失うと自分が不利になる」と感じるプレッシャーは札幌の選手の方が小さいでしょう。
各要素を変えて考えてみる
こうやって、登場する様々な要素について「多かったらどうなる?」とか「近かったらどうなる?」ということを考えてみると、見えてくるものがあります。
それも登場人物それぞれの立場に立って「この要素が○○だとしたら、この人は嬉しい?それとも嬉しくない?」というふうに想像してみると、大まかな構造について理解することができます。
より正確に言うと「理解することができる」ではなく「仮説を立てることができる」ですね。実際のところ、どの要因がどう影響しているのかは当事者でなければわかりません。
内情を知る人物にアクセスできない、私たちのような外野は実際に起こったことをある程度うまく説明できるような仮説(別の表現をすると、観測できる事実と整合する仮説)を立てられれば、それで OK です。
余談
上でいうところの様々な要素について「変数」という言い方をする人もいます。
数学の方程式のイメージですね。例えば y = 4x + 30 であれば、変数 x にどういう値が入るかによって y の値が変わります。
現実の事象はもっともっと複雑なので、きれいな式を立てることはできませんが、複数の変数が関係していて、どの変数が大きな影響を与えているのかを考える必要があるという点では数学と共通していると言ってもよさそうです。
近況(2024年5月5日)
料理
先日、母から教えてもらった本を読んでいる。
こうするといいよ、というポイントがいくつか紹介されていて、その中でも個人的に響いたのが以下の 2 点。
たんぱく源+野菜+主食を摂る- 3 日単位でバランスをとる
まず、「たんぱく質」ではなく「たんぱく源」を意識するということについて。
たんぱく源というと例えば肉・魚・卵とかで、これらにはたんぱく質だけでなくビタミン類とか他の栄養素も含まれている。また、たんぱく質は他の栄養素よりも相対的に重要度が高いので優先して確保すべき、ということ。だから「たんぱく質足りてないからプロテイン飲むわ」じゃなくて、普通に肉とか食べろ、という話。
で、2 番目は栄養のことを毎日考えなくてもいいから、多少の偏りは許容して 3 日間くらいのトータルでバランスをとることを考えましょうということね。これは現実的でよいと思う。
以下、後で読むかもしれないページをメモ。
いや、大塚製薬のページはちょっと専門的過ぎるので読まなくてもいいか。
包丁を研いでいる
以前は妻が実家に行った際に伯父さんにお願いして研いでもらっていたのだけれど、妻不在(単身赴任)の状況でのこのこと「包丁切れなくなってきたので研いでいただけませんか?」とは言えないし、前から少し興味があったので Amazon で砥石を買って自分で研いでみた。
角度を一定に保てているのかわからないけれど、
要は切れ味が回復すればそれでいいのだから、表面と裏面とで均等に研げているかなどは気にしないことにした。適当だよ、適当。
で、研ぐと肉とか野菜がスッスッと切れてとても快適だ。今後も月に 1 回くらいのペースで研ごうかな。
面直し用の砥石というのがあるのを初めて知った。確かに包丁を研ぐときに砥石を完全に均等には使えないので偏って減るんだろうなというのは実感した。
あ、今度研いだあとに水平器を砥石に乗せてみようかな。
ポジショントークの話
ポジショントークというものがありますね。
それぞれの立場から自分に都合のよいこと、自分に有利になるようなことを言うこと
少し前に話題になったビッグモーターという中古車販売・買取の会社があります。
破損していない箇所を故意に破損させる行為として、ヘッドライトのカバーを割る、ドライバーで車体をひっかく、靴下に入れたゴルフボールを振り回して車をたたき雹害で受けた傷を拡大させる事例などが確認された。
この、靴下にゴルフボールを入れて車体を叩く、というのが衝撃的で記憶に残っています。
なぜそういう行動をとったのかというと、端的に言えば上から苛烈なノルマを課されていたからのようです。
ちょっと思考実験
今は報告書などが公開されているので、社内がどういう状況であったのか知ることができますね。あれだけ問題として取り上げられたので既に何かしらの改善策なども行われているのではないかと思いますが、仮に全く改善していない旧来のままの状態だとします。
で、私たちはここがそういう会社だと知っているとして、車の様子を見てもらいに持っていったら整備士から「5 箇所、修理が必要です」と言われたとします。さて、その言葉をどう受け止めるでしょうか。
本当か?修理の必要がないのにあると言っているだけではないか? と疑念を抱きますよね。
そういう状況(=苛烈なノルマあり)におかれている整備士は自分の利益になるようにポジショントークをしている可能性がありますからね。
知らない場合
では、ニュースで取り上げられたりもせず、報告書もなく、そういった情報が公開されていないとします。
その場合はどうでしょう。「5 箇所、修理が必要です」と言われたら、そうなのかと納得するかもしれません。客の立場ではノルマの有無などはわかりませんからね。
しかし、例えば以下のような要素があったとしたら話は変わってきます。
- 店長、店員の柄が悪そう
- 店舗内で怒号が飛び交っている
- 店員の表情が無気力、憔悴しきっている
- 売り込みが必死でしつこい
これらは私がパっと思いついたものを挙げただけですが、
もし「この会社はノルマが厳しく、でたらめなことをして客に損害を与えている」ということを公開情報としては知らない場合であっても、上記のような部分的な情報をつなぎ合わせて考えることで、
- 「あこぎな商売をしているのかもしれない」
- 「ノルマが厳しいのかもしれない」
といったことを類推できるでしょう。
そういう類推・推察ができれば、先の例と同様に整備士が言っていることはポジショントークかもしれないと疑念を持つことが可能ですよね。
難しくする要素
ここまでの例は、比較的単純な話なので読まれている方も「それはそうだね」と感じられると思います。
実際はそう簡単にはいかないケースもあります。
- 専門家との知識の差
- (もし、自分は車のことが全くわからないとしたら……)
- 他者からの評価
- (もし、車雑誌で「満足度ナンバーワン!」などと取り上げられていたら……)
- 認知バイアス
- (もし、祖父の代から車の整備でお世話になっているとしたら……)
- 社会的な圧力
- (もし、整備士に従うのが当たり前、異を唱えるのは失礼だという風潮があったら……)
上記のような要素があると、「部分的な情報をつなぎ合わせて、批判的に考える」という態度を取りにくくなり、「相手のポジショントークを認識する」ことの難易度が高くなるかもしれません。
そのあたりも踏まえた上で、仮に上記のような要素があったとしても自分の頭で考えたり、自分の頭で考えている人の話を調べたりすることで、「あれ、実はこれもポジショントークじゃないか」と思い至ることがあります。
逆向きに考える
また逆に、ちょっと普通の感覚では信じられないような行動・言動を見たときに、その人のパーソナリティ(性格・性質)に原因を求めるのではなく、その人はそういう行動・言動によって何かしらの利益を得られるポジションにあるのだろう、と判断することができます。
(ちなみに「利益を得られる」というのは「損失を回避できる」という場合も含みます)
別の言い方をすると、その人はそういう行動・言動をするインセンティブがあるのだろう、ということです。
インセンティブ(英: incentive)は、人々の意思決定や行動を変化させるような要因、報酬のことをいう。誘因とも訳される。
インセンティブ (経済学) - Wikipedia)
整備士の例で言えば、「靴下にゴルフボールを入れて車体を叩く」というのは普通ではない行動ですが、それはその整備士がとんでもない無法者だから、という理由ではなく、
そうすることでノルマ達成に近づく(店長から激怒されたり暴行されたりする状況を回避できる)という利益が得られる、そういうポジションにあるからゴルフボール靴下を振り回しているのだ、と考えられるのです。
仮に、ある整備工場がとても商売熱心だったとしても、普通の真っ当な感覚であれば、売上を伸ばすためには細かい不調も見逃さないように熱心に検査するとか、そういう方向に向かうでしょう。
普通じゃない行動にはそれなりの理由があると推察した方がよさそうです。
ポジショントークとインセンティブの関係
つまり、インセンティブはポジショントークの背後にある動機付け要因であり、ポジショントークはそのインセンティブを実現する手段である、と言えるようです。








