46: 投資対効果をどう見るか
先日所用のため自宅のコンピュータを新調したこともあり、最近 Mac のセットアップをすることがしばしばあり、ソフトウェアのインストールや設定をもっと手軽に、抜けもれなく確実にできる仕組みはないだろうかと思い始めた。
調べると Boxen というツールがあるようだ。
Mac に限らずサーバへのソフトウェアのインストールを自動化する Puppet というツールをラップして(包んで) Mac 用にカスタマイズしたもののようで Github 社が開発、公開しているらしい。
GUI のソフト(Chrome とか)もインストールできるようなのでこれはいいなと思ったが、上記の記事を読んでみると利用するためにはそれなりに知識が要求されるようで現在の自分には少々ハードルが高そうである。
どうしても Boxen を使わなければやってられないというような状況でもないので、そこに時間をかけるよりももう少しローテクな方法でセットアップの効率化を計るほうがよいかなという気がしているが、見方を変えれば、せっかく興味を持ったのだから半ばその場しのぎの突貫工事でも構わないから Boxen に挑戦することで新たな知識をまとめて吸収できる、ある意味チャンスとも言える。
今後半年の間に何回セットアップをやることになるかと考えるとあまり多くはなさそうだが、今後 5 年 10 年とコンピュータと付き合っていくことを考えるとその頃も Boxen が活躍しているかどうかはわからないが、今身につけたとしたら少なくとも知識のベースとしてそれなりに役には立つのではないか。
直近の時間を大事にするか、学ぶ機会を大事にするか。どれくらいの時間軸で考えるか。判断の仕方はいろいろあるなと思う。